天下御免
♪船出だぞ〜 船出だぞ〜 この浦舟に帆を上げて〜 ある日、頭の中でこんな唄がぐるぐる回りはじめた。この一節を聴いて何人の人がわかるだろうか。1971年(昭和46年)NHKで放送された時代劇『天下御免』の挿入歌である。早坂暁脚本、山口崇主演によるもので、江戸時代の学者・平賀源内の青春を描いた、当時としては型破りな異色時代劇(詳細は Wikipedia 参照)。中学生だった僕は毎週金曜日、テレビの前にかじり付いていたのを憶えている。
その日以降もこの唄が頭から離れず、何とかもう一度聴いてみたいとネットで調べたものの、当時2インチVTRを使って放送されていたこの番組は、NHKにすら一作も現存していないという。こりゃ無理かと諦めかけていたところ、2ちゃんねるの番組スレッドを発見。その中にとあるサイトのURLが貼ってあった。そこにはなんと、管理人が当時テレビから録音したこの曲、『船出の歌』がMP3ファイルでアップされていた。しかしながら、録音レベルが低く、おまけにイントロ部分が欠落、歌の冒頭にもノイズがかぶっている。また、番組内に挿入されていたためだろうか、曲がストレッチされて歌詞が1番、2番→1番、2番と繰り返されている。
というわけでこのデータをダウンロードし再編集をした。間奏部分を抜いて前奏として付け足し、繰り返された歌詞をカット、レベルを上げてイコライズをかけ、何とか普通に聴けるようになった。『天下御免—船出の歌』。作詞:早坂暁、作曲:山本直純、唄っているのは主演の山口崇と共演の林隆三、津坂匡章(現在は秋野太作)の三人。
そして、ここまでやったその後、この曲が入った時代劇テーマソングのオムニバスCDが発売されているのを知った、という落ちで今日の日記を終わりにする。ちゃんちゃん。
Comments
カマウチ当時8歳(!)。小学3年生の心をグイとつかんだ山口崇と加藤剛。面白かったなぁ。
ほんまにやらしい男の役やったよな。
天下御免の時はまったく正反対の役で、かっこいい&おもしろい系でした。
山口崇ももう70歳になるらしい。